今年も気になります…インフルエンザ。 その傾向と対策は?

流行時期は?流行る型は?そしてワクチンのこと…。インフルエンザにまつわるあれこれを、専門家に質問してみました。

うかがったのは、新百合ヶ丘の「龍クリニック」。こちらで内科と循環器内科を担当している、院長の龍祥之助先生がお話を聞いてくださいました。

インフルエンザは例年11月下旬から流行が始まり、12月中旬から1月にピークを迎えます。同じシーズンで再び違う型にかかったり、学級閉鎖で急に学校が休みになったり…ママは対応に追われます。できればかかりたくないものですが、最近の傾向はどうなのでしょうか。

「12月に入って少しずつ発症した患者さんがみられるようになりましたが、今年は流行の開始時期がややゆっくりめな印象です。昨年のピークは2月頃でした。いつもならシーズンの初めにA型、春先にB型という流れでしたが、B型の時期が早まり、2つの流行が重なったため、全国的にもピーク時の報告数はかつてないほどになりました」。

流行しないとその実情がわからないのも、インフルエンザの悩ましいところ。

しかし、「だからこそ、大切なのは予防です」と龍先生は話します。

その予防対策の1つが、インフルエンザワクチン。毎年10月から予約をスタートさせるクリニックが多いようです。こちらでも9月末から予約を始めていますが、問い合わせも多いそうで、皆さんの関心の高さがうかがえます。

ちなみに、わが家には3人の子どもがいます。インフルエンザワクチンといえば、13歳未満の子どもは基本的に2回接種というのが通説。となると、わが家の場合は1人につき2回、計6回の予約をとることになり、その費用も安くはありません。これって必ずしなければいけないものなのでしょうか。

そういえば、先日こんな経験をしました。かかりつけ医での予約のスタートダッシュに遅れ、ワクチンの予定数が終わっていたのです。とりあえず別のクリニックで1回目を受けることができましたが、ここでもワクチンが残りわずかとのことで、2回目を断られることに…。

「確かに、今年はワクチンが少ない傾向にありますね。でも、その年に供給されるものはどこで打っても基本的に同じものです。1回目と2回目の接種が違う場所でも大丈夫です。さらに当院では、ワクチンは随時入荷予定です。予約がとれないとあきらめずに、ぜひご相談ください」。

なるほど、それなら安心ですね。2回接種したいママには朗報です。

このワクチンの接種回数については、興味深い情報が。実は世界的には、条件次第で子どもでも1回の接種でよいとする見解も出てきているのです。世界保健機関(WHO)では、2回接種を推奨するのは9歳未満と、過去に接種したことのない子供としているとか。

「条件の年令で、毎年2回打っていたのなら1回でも有効でしょう。もちろん2回接種の方がより効果はあがると思います」。

ワクチンの接種にかかる料金には開きがあります。各クリニックの事情で決められていることがほとんどだそうで、1回あたり4000円~2000円台といったところでしょうか。龍クリニックでは1回2900円で接種しているそう。少しでもリーズナブルだと助かりますね。

わが家では例年2回接種していたので、今シーズンは上の子は1回。まだ幼い下の2人は2回というプランで落ち着くことになりそうです。

お話をうかがってみて、その家庭にあった接種のプランをシーズンごとに考える必要を感じました。そして、こちらのクリニックのように気軽に相談できる「かかりつけ医」があると安心ですね。

最後に、「とにかく、予防を徹底して欲しい」と龍先生。

「手洗い、うがい、マスク。加えて大事なのが睡眠です。しっかり体を休めましょう。感染したとしても、免疫力が高ければ発症しないで済むこともありますよ」。

普段から病気に負けない体をつくることもやはり大切。自分も家族もしっかり体調管理して、忙しい時期を乗り切りたいですね。

龍クリニックは、小田急線・新百合ヶ丘駅から徒歩12分。世田谷通り沿いに面し、無料の駐車場も50台を完備しています。先代がこの地で開業して以来およそ40年。地域の「かかりつけ医」として、家族で診療に携わってきたそう。龍先生自身、4児のパパでもあります。

 

龍クリニックは、Linkmamaの活動を応援しています。

 

谷田部  ゆうこ
3児の母。元ローカル紙記者。
元気いっぱいの息子たちに負けないよう、目下体力づくり中。
趣味は街歩きやドライブ。やってみたいことは器の金継ぎとアートスポットめぐり。

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